【ポテンシャルプロデューサーの視点】Vol.2

【ポテンシャルプロデューサーの視点】Vol.2

『Yahoo!JAPAN 成長の裏側!』

1秒間に50000アクセス、月間625億のページビュー(閲覧数)がある、日本最大のポータルサイト「Yahoo!JAPAN」。

多種多様なサービスを提供しているYahooですが、その売上の主軸となるのがネット広告です。

そして、ネット広告の売上を上げるには、クリック数を増やす事!

クリック数を増やす為に、日々ビッグデータ分析を行い、サイトの見やすさ、文字面、文字の並び、行間、線の太さなど詳細な改善が繰り返されています。

ちなみにクリック数1%の改善で、約2億5000万の売上が上がるそうです。

そんなYahooは、スタンフォード大学のジェリー・ヤンとデビッド・ファイロが始めた会社ですが、この会社に目をつけたのがソフトバンクを率いる孫正義氏で、孫氏はYahooに出資し、日本にYahoo!JAPANを設立しました。

今でも勘違いしている人が多いのですが、アメリカのYahooとは別の独立事業となっています。

良い時、悪い時、様々な経緯を経て、成長してきたYahooですが、その成長の裏では最近まで気づかぬうちに大企業病にかかっていました。

大企業病とは、仕事は皆こなしているのですが、市場が変化するスピードに気づかず、知らぬ間に効率が悪くなり、社員のモチベーションも下がり、組織が衰退していく症状、また今打っておくべき対策、改善なども見えていない症状です。

この大企業病にYahooは陥っていました。

そんな中、ある社員から大企業病の指摘をされた孫氏は、すぐに社長を当時44歳の宮坂学氏に交代します。

この敏速な決断は、さすが孫正義氏というところでしょう。

交代した宮坂社長は、そのDNAを受け継ぎすぐに改革を始めました。

その改革を「爆速(ばくそく)」と名付け、各部門や社員から上がってくる提供にダイレクトに応対し、即対応する文化を作っていきました。

また、内部改革と平行して外部改革も大型提携を進め、T−Point、アスクル、ブックオフなどと提携していき、e-コマースでは出店、システム利用を無料にし、楽天の追撃体制をとっています。

そうして社長交代後2期連続で、2桁の成長率を達成!

宮坂社長は言います。
「大企業は多くの人が集まっているので、普通の環境とは違う中で働いている、だからストレスが溜まるのは当たり前、でも多くの人が集まるからこそ、社会が抱える問題を解決出来る役割が果たせる。そのストレスを上回るやりたいこと(役割を果たす)を見出した者がYahooの仲間となる」

「会社を成長させることは当たり前だが、並行して働き方を変えてみたい。時間から解き放たれることと働く場所から解き放たれること。この二つを満たす働き方にチャレンジしていきたい。」

これからも、ますますサービスの充実と共に成長が楽しみです。

《まーさんポイント》
1.目的(クリック数を増やす)を達成する為に、詳細な分析をし、日々改善している
・特にヤフーニュースの13文字の見出しは、文字の並び、行間、線の太さのこだわりが凄い!

2.事業が上手く動いてくると慢心し、知らぬ間に衰退していく

3.改善が必要だと気付いたら、即対策を考え、即行動を起こすことが重要

4.組織を持つなら、私利私欲ではなく、社会貢献を果たすことの中に、やりたいことを見出す

5.今までの慣習に流されるのではなく、新しいことへのチャレンジを忘れない

6.負けてからの必勝!先行投資でパイを広げ、後から利益を得る。

《まーさんアドバイス》
・目的を明確にし、行動結果が上手くいかなかった時、諦めるのではなく、上手くいかなかった原因を分析し、改善し、再チャレンジする事もあり!

・人の成長も、ビジネスの成長も日々の改善の繰り返し、改善を忘れない事!

・ある程度の準備が出来たら、まずは即行動する事!そこから何かが見えてくる!

・ビジネスには社会貢献性をもたせる事も考える!

・過去の慣習はまずは疑う、そして、それが本当に自分に合っている事なのかを意識して試してみる!

・欲も何も考えず、まずは与える心を忘れない!

(画像出展:「カンブリア宮殿」より)

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